つわり中に試したい便秘対策

つわり

妊娠初期の体の変化で最たるものといえば、「つわり」です。全妊婦の50~90パーセントが経験するつわり。症状は胃のむかつきや眠気といった軽いものから、重い人になると、あらゆる刺激が引き金になってひたすら吐き続け、点滴、入院に至るひとまで。この「つわり」が、便秘をさらに悪化させてしまう原因になります。

「つわり」は便秘の天敵

つわりによって、多くの人が嗜好の変化を経験します。中にはフライドポテトとグレープフルーツしか受け付けなかった、という人も。食べられるものが偏ってしまうことで、良い便をつくるもととなる食物繊維や、腸内環境を良好にする善玉菌を摂取できる機会が減ってしまいます。さらに、何か口にできる人はまだいいのですが、水を飲めなくなってしまうと、便はカチカチになり、もっと悲劇的な状況になります。

また、つわりで気分が悪く、夜なかなか寝付けない、という状況になると、体内時計がくるってしまい、排便リズムも乱れてしまいます。さらに、人によっては便が腸にたまることで気分が悪くなり、つわりが悪化するという方さえいます。

つわり中に試したい、お勧めの便秘対策

つわりは人によってかなり症状にばらつきがあります。水も飲めないし、横になっているだけで精いっぱいで、動いただけで吐く、という重度の方には試すこともむずかしいかもしれないですが、より多くの方にお勧めしたいのが、妊娠中に私もお世話になった「カイテキオリゴ」をはじめとするオリゴ糖の摂取です。なぜお勧めなのか。

腸内環境を改善して便をスムーズに出す手助けをしてくれる。

良い便を作るもととなる「食物繊維」を摂取できないときも、オリゴ糖を摂取することで、腸内の善玉菌を増やし、便の質を改善してくれます。

においがほとんどない

粉末のオリゴ糖には、つわり中の吐き気を促進するにおいがほとんどありません。同じくつわり中の便秘に苦しんでいた妹は、スプーンで5グラムそのまま舐めていたそうです。調理の必要がないのもおすすめの理由のひとつ。

温かい飲み物にも、冷たい飲み物にも溶ける

つわり中は、温めた飲み物の湯気やにおいもつらいときがあります。よくかきまぜれば、オリゴ糖は冷たい飲み物にも溶けてくれるので、グレープフルーツジュースなどに溶かして摂取することもできます。

管理人の妹の「つわり」中の便秘対策

私自身のつわりの際の便秘対策については、別のページでご紹介しましたので、今回は同じくつわりのひどい妹の経験を紹介したいと思います。

私のつわりは、おもに「においつわり」「吐きつわり」「よだれつわり」でした。煮物から台所用洗剤のにおい、夫のにおいまでほとんどのにおいが駄目になり、それをきっかけに吐いていました。食べられるものはめんたいことバターであえたうどんとカロリーメイト、バニラアイス、ポテトチップスと桃くらいしかなく、それを食べてはほとんどもどす、を繰り返しました。ほとんど食べられないのに、常に口の中が唾液で一杯でつらかったです。

そんなひどい状況だったので、食生活から便秘を改善することは難しかったです。実際、つわりが始まってからは2~3日に一回、かちかちのうんちと、下痢を交互に繰り返し、本当につらかったです。

そんなとき、姉から「カイテキオリゴ」をわけてもらいました。ヨーグルトに混ぜたり、温かいのみものに混ぜるといいということでしたが、どちらも受け付けませんでした。どうしようもなくて、はかりで5グラムはかって、スプーンでそのまま舐めました。甘かったですが、砂糖ほどしつこくなく、においがなかったので、なんとか飲むことができました。水が飲めなかったのですが、グレープフルーツジュースだけは飲めたので、冷たいグレープフルーツジュースにむりやり溶かしたりもしていました。

実際の効果ですが、つわり中、ほんとうにひどいものしか食べていなかったにも関わらず、カイテキオリゴを摂取すると、まるではかったようにきちんとおとずれがあり、ほんとうにびっくりしました(ただ、私はつわり前は便秘の経験はほとんどないので、個人差があると思いますが…)あるときなどは、飲んで10分しかたっていないのに、ばっちりおとずれがあったりしました。
カイテキオリゴは、自然由来の天然成分でできているので、赤ちゃんにも安心と聞きます。できたら薬に頼りたくない、と思っていた便秘が、親子の体に優しい方法で解消できて、嬉しく思っています。

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