ママが便秘だとお腹の赤ちゃんも便秘に!

お腹の赤ちゃんの便秘予防

妊娠初期に便秘と向き合い、克服することができれば、まだまだ長い妊娠生活が快適、ハッピー!というのは、妊娠中のママ側のメリットですね。ですが、妊娠中に便秘を治しておくことは、実はお腹の赤ちゃんにも大きなメリットがあるんです!

快便ママの赤ちゃんは便秘知らず?!

お母さんの胎内で過ごしている間は無菌状態にある赤ちゃん。産道をとおって生まれてくるときに、ママから腸内細菌をもらってきます。ということは、ママの腸内環境が、赤ちゃんにもダイレクトに受け継がれることになります。

善玉菌の多い、便秘になりにくい腸内環境を持っているママの子は、生まれつき便秘になりにくく、悪玉菌の多い、便秘がちのママから生まれたこどもは、便秘になりやすい、というわけです。新生児の便秘の原因としてよく言われるのは、ミルクの赤ちゃんは便秘をしやすい、という話ですが、実は母乳か、ミルクかということ以上に、赤ちゃんがもともと持っている腸内環境が関係しているのです。

ママの便秘解消が、赤ちゃんのアトピー、食物アレルギー予防に?!

近年の研究で、アトピー及び食物アレルギーには腸内環境も深い関係がある、ということが明らかになってきました。赤ちゃんがママからたくさんの善玉菌をもらって生まれてくることで、アトピーや食物アレルギーの遺伝子を受け継いでいても、善玉菌がたくさんある、強い腸内環境で対抗することができます。

知人の話ですが、上のお子さんに食物アレルギーがあることに気付いたママが、次のお子さんを妊娠した時に便秘を改善するように努力して出産に臨んだところ、下のお子さんたちには食物アレルギーの症状が出なかった、ということがあったそうです。

もちろんこの方は、食物アレルギーについてたくさん勉強をされて、下のお子さんを育てる際には離乳食なども細心の注意を払ってすすめられたので、一概に言い切れないかもしれませんが、善玉菌をたくさん持って生まれてくることに、メリットはあれどデメリットはないので、試してみる価値はあるのではないでしょうか?

妊娠中に便秘を治して、すっきり親子を目指しましょう!

便秘薬を利用して一時的に便秘から解放されても、ママの腸内環境は変わらないので、生まれてくる赤ちゃんにメリットはありません。妊娠中の便秘は、自分と赤ちゃんの腸内環境を改善するチャンス!と前向きにとらえて、ライフスタイルや、食生活を見直してみてはいかがでしょうか。今のがんばりが、将来の「親子でスッキリ」生活につながっていきます!

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