便秘を呼ぶ生活習慣!

生活習慣

便秘改善のためには、食生活の改善はもちろんですが、基本的な生活習慣を見直してみることも大切です。妊娠初期は、ホルモンバランスの乱れやつわりの影響で、生活リズムも乱れがちですが、できる範囲で自分の生活習慣を振り返ってみましょう。なお、つわりがあまりにひどくて…という方は、つわりが改善されてからご覧になることをおすすめします…。

こんな方は要注意。便秘を招く生活習慣

①朝食を何も摂らない

→内容はともかく、朝、何かを口に入れることで腸が刺激され、体のリズムが整います。白湯一杯、バナナ一本でいいので、何か口にするとよいです。

②朝、忙しくてトイレに行く時間がない。

③便意を我慢することが多い

→直腸に便が停滞して、便秘の原因になります。

④あまり歩かない

→運動不足になると、大腸の運動能力も低下してしまいます。さらに腹筋が弱ることで、便を押し出す力が弱くなってしまいます。

⑤夕食の時間が遅い

→夕食の時間が遅いと、寝ている間に胃腸に食べ物が残ったままになり、胃腸が休めないまま翌朝を迎えてしまうことに。理想は就寝の3時間前ですがどうしても遅くなってしまう方は、献立を油や動物性たんぱくを控えたあっさりしたものにする、などして胃腸の負担を軽くするようにするとよいです。

⑥睡眠時間が短い

→睡眠時間が短いと、自律神経が乱れて排便リズムをつかめなくなってしまいます。一番便意を感じやすいのは、最後に食事をとってから、睡眠を挟んで7時間後だそうです。このときに、交感神経が優位になり、腸の蠕道運動が活発になるためです。

⑥ストレスを感じることが多い

→環境の変化や、強いストレスを感じることによって、大腸の過緊張が起こります。

⑦便秘の薬を常用している

便秘の薬を使い続けていると、自然な便意を感じにくくなり、便秘の直りにくい体になります。薬を使う方は、いっしょに生活習慣も見直してみるとよいです。

いかがでしたでしょうか?基本的なことですが、妊娠中は難しいことも多いですよね。少し心にとめていただいて、体調が改善次第、試していただけたらと思います。

たかが便秘、されど便秘。便秘が続くと、骨盤内の血行が悪くなり、全身の血行にも影響を及ぼし、自律神経の乱れを招きます。不眠やイライラ、肩コリや肌荒れ、中には気分が落ち込み、マタニティブルーが悪化するひとも。放っておかず、できることから始めましょう。

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